イッキ

３人目は何だか凄い能力をお持ちのイッキュウことイッキをやりました。
…どうでもいいことだけど、イッキュウって名前のたらしキャラか。某漫画を思い出すなぁ。
まあこっちのイッキュウのが能力持ちの分あれより遥かにたらしこんでますが。

あと、今回ルートの店長…鬼軍曹すぎて笑えました。あれはひどい。
イエス、サー！客は敵だ！！は爆笑もんだった。
前回と違って今回はシンルート同様他キャラがいっぱい出て楽しかったし。
やっぱみんなでわいわい騒ぐのは良いよね！
ていうかミネが可愛すぎる。


※以下はネタバレありの感想。

前回のトーマルートで酷い嫌がらせをしてきやがったイッキファン。
今回は本人ルートだから、さてどんな酷い嫌がらせをしてくるんだと身構えていたら…あれ？そうでもない？
イッキに纏わりついて、きゃーきゃ言ってるだけか。
何か嫌味も言われてたけど、あんなもん、前回に比べたら何てことないわ。
ただ、その分、イッキが何だかやけに冷たい。
とはいっても２人だけの時は優しいので、あくまでファンの子たちがいる前だけだけど。
でも色んなとこから零れる「３か月」の言葉。不穏ですなぁ。
その上、ミネまでイッキを狙ってるだと？
えー。私、ミネとは争いたくないんだが。
しかも争いの理由がイッキだからなぁ。
いや２人きりの時のイッキはまあいいんですが、みんなの前でも同じ位大事にしろよって思う。
この子が俺の本命だからとかちゃんと言えよ。
何で本命の主人公が蔑にされてるんだ。納得いかん。
…とか考えてたんですが、そんなものすべてあのお見舞いイベントで消えました。
トーマが戸惑ってたからなんだと思ったら、おっ前、何その恰好(爆笑)
オリオンの「お前が誰だ！？」に激しく賛同したわ！
服装や声からバレバレだけど、それでもあれはないわー。あんなの反則だわー。
ケントにからかわれてるって気付いてても、それでも万が一のためにって能力発動しないようあんな変な仮面付けてくる程心配してくれてたのか。
何だか馬鹿可愛いですね。
２人きりの時の甘い空気とか花火大会でのやり取りからそんな様子はちらちら出てたけど、イッキ、主人公好きすぎるだろ。
弱ってる時の泥酔電話も良かったし。
何でもいいから喋ってほしい、とにかく君の声が聞きたいって…良い感じに溺愛されてるなぁ。
今までの２人があれだったせいか、何だか漸くまともに恋愛してる感じがしますよ。
シンも甘くないことはなかったけど基本厳しいしなー。トーマは論外だし。
これでファンクラブの前でもちゃんと彼女っぽく扱ってくれたら言うことないんだけど。
いやね、いくら２人きりの時に甘甘でも、さすがにあの扱いはあんまりだと思うの。
ていうか、イッキのその曖昧な優しさがあの子らを増長させてんだから、きっぱり言っちまえよもう。
なんて少し苛々してる内に、合宿でどえらいこと仕出かしてきましたよ、あの子ら。
文句言われるのも馬鹿にされるのも別にいいさ。
ムカつくけど、イッキと付き合うための障害だと思えば何てことはない。
だけど、危害を加えようとするのはアウトだろー。
気付いたイッキが助けに来たから良かったですがね。

…それにしても、もてたいって願ったら能力持ちとか。一人だけ違う世界にいるようだ。
オリオン曰く神様ならできるって言ってたけど、そもそも神様はこっちの世界にはあまり干渉しないようになってるっぽいし。
偶々ふらふら遊びに来てた神様が気まぐれに叶えちゃったってことか？
でも、能力持ちになったせいで友達はいなくなるし、遊びごとには参加できなくなるしで、両刃の剣どころかむしろ割食ってる感じだなぁ。
例え自分を好きって言ってくれる子がいても、それは本当に自分自身を好きか分からないから不安だろうし。
だからこそ、自分を対等に扱ってくれるケントと主人公はかけがえのない存在だと。
…あー、何かずるいなぁ。そんなセリフ言われたらどうしようもないじゃないかー。
とはいえ相変わらずこっちの好感度が上がると、何故か下げて来るんですが。
主人公放ってファンクラブの子たちとカラオケ行ってたの見た時は、オリオンと同じく「は？」ってなりましたよ。
それはファンクラブの子の悪意がこっちにこないためだったけど、それでも先に何か言っててくれてもいいと思うんだ。
まあ付き合い初めの時にそんなこと言ってたらしいですが。
だが記憶を失ってるから、こっちはそんなこと知らないんだよ！
そういえば今回、相手に記憶喪失のこと打ち明けたの遅かったですが、それも当然ですよね。
こんなに態度ころころ変えられたら、オリオンじゃなくても中々安心できないわ。
オリオン、マジ主人公の良い保護者。


GOOD ENDING
→ファンクラブは徹底的に管理されてて、上の方しかイッキに告白できない決まりがあるとか、たとえ付き合っても「イッキはみんなのもの」って考えから絶対に３か月で別れるようになってるとか、イッキにとっては辛い事実が発覚する、何ともいえない展開に。
それにしても、ファンクラブ以外の彼女は嫌がらせで別れさせられてるとか、イッキがもっと長く付き合いたいと思っても最初から無理だったとか…ホントにひどいな。
人の気持ちをなんだと思ってるんだ。
いくらイッキが好きだったにしろ、そこまでするなよ。ていうか、好きな相手なら尚のこと幸せにしてあげろよ。何てわざわざ不幸せにしようとしてんの。
しかも、イッキに全部バレて怒られたのに、この期に及んでまだ「もう遊んでくれないの？」とか…性根腐りすぎ。
飴と鞭は大事だけど、こんな奴らに飴なんてくれてやることないよ。
折角のGOOD ENDINGなのに、最後の最後までファンクラブには不快な思いをさせられました。
とりあえず、イッキは漸く掴んだ幸せを満喫すればいいと思う。

NORMAL ENDING
→結局、気持ちが決まらず、イッキと別れることになるエンド。
大学違うし主人公遠く行っちゃうしで、本当に離れ離れになるかと思ったけど、最後にまた会う感じになってたから良かった。
個人的に、ここの「すぐ忘れるよ。…うん、すぐね。１０年位で」ってとこは好きです。
それすぐじゃないからー！イッキ、切ないなぁ。

BAD ENDING
→何と今回はバッドが３つあります。でも今回はバッドにウキョウが関与してないからちょっと驚いた。
１つ目は、合宿でリカに崖から突き落とされて植物人間？になる結末。
肝試しのあのシーンはホントにホラーです。ていうかリカ怖すぎ。
でも、バッドだけど、主人公が壊れた時のイッキの台詞は、イッキ→主人公が見えて好きです。やるせないけど。
ずっと渇望してた存在を壊されたらそりゃあたまったもんじゃないよなぁ。
イッキがファンクラブに何したかは分かりませんが、いいぞもっとやれと個人的には言いたい。
２つめは、ノーマルとちょっと近くて、２人が上手くいかない話。でもこっちは救いが殆どありません。
２人で住みたかったな…の台詞が何とも悲しい。
だけどイッキには悪友(ケント)がいるからまだ救いだと思いたい。
どっかの病んでる人なんか幼馴染も思い人も失くしたのがノーマルだったからなぁ。
３つ目は、イッキに記憶喪失だとバレて何で自分には言わなかったのか、そこまで信頼できなかったのかと詰問され、終わってしまう話。
これは終盤で記憶喪失のことを告げるイッキルートならではですが…そりゃあ彼氏からしたら、いくら記憶を失くしたとはいってもそれを告げられないなんてやってられないよなぁ。
正直、すまんかったと反省せざるを得ない。

今回は比較的主人公死亡ENDが少なかったので良かったです(壊れてる状態はあれど)
次回も是非この調子でいっていただきたい！
てわけで、次はメイン最後のケントです。