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乙女ゲーに関して色々語ってます。
Posted by - 2024.05.14,Tue
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Posted by くろ。 - 2011.03.10,Thu

メインキャラ最後の一人、アクトをクリアしました。
このルートはとにかく、アクトの「何で俺を騙したんだ」のあの叫びが一番の見どころだと思います。
ホント、あそこは良かった。
最後のシーンも多分感動シーンだとは思うんですが(実際、白の予告で見た時は一体何があったんだと気になったところですし)うすうす予想していたってこともあり、いまいち感動できませんでした。
それにあのシーン、アキの行動がちょっとなぁ…。
予想してたことだけど、いざやられると何やってんのと呆れ半分だったし。

あと、前回のカスガルートでのシン程じゃないですが、このルートはカヤナが男前すぎて吃驚しました。
白でも黒でも一貫していえることですが、カヤナはとにかくアキの幸せを願ってるんですよね。
それは白のハヤノルートでも黒の他キャラルートでも出てましたが、このルート程出てたのはないんじゃないかな(黒での白キャラルートはまだやってませんが)
とにかく、カヤナのアキへの思いと、最後の言葉が良かった。


※以下はネタバレありの感想。


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白では、クラトルートなのにアクトの方がアキと恋愛してる感じだったわけですが、黒ではアクトの素直になれない病に拍車がかかり、何だか色々とめんどくさいことになってました。
それでも服を買ってくれたり、文句言いながらも掃除手伝ってくれたり物持ってくれたりしたわけですが。
シシタさんに、どうやったら素直になれるのか尋ねてもいたし。
まあ花を贈ったらどうかと言われて、そんなの自分の柄じゃないとつっぱねてましたけどね。…そんなこと言ったら、某陛下なんてもっと柄じゃないじゃない。笑
でも、素直になれなくて自分の思いが何なのかも気付いてないアクトですが、やる時はやる男。
戦場でアキが戸惑ってると思って、落ち着かせようと手を握ってくれました。
ここは、アクトの優しさとか気遣いとか感じられる良いシーンでしたね。
…まあ、アキは戦場で怖がってるわけではなく(それもあっただろうけど)迎えに来てくれるクラトのことを考えてたんですが。
この擦れ違いというか、アクトが優しさを見せたところでのあの落としっぷりはすごかった。
ていうか、怖がってると思って励ました相手が助けを待ってたとか、アクトから見たらひどすぎるよなぁ。
だからこそ、上にも書いた「何で俺を騙した」の叫びに繋がるんでしょうが。
けど、こっちからしたら、騙してない騙してないと何度も首を振りたくなります。いやホントに。
その後、再会した時の「もう俺を騙すな」のシーンも良かったですね。
…ただ、今回はアクトルートに進む気満々だったから何もなかったけど、これクラトルートに進むこと考えたら罪悪感半端ないです。
ここまで言ってくるアクトを振って、クラトにいくのか…ないわー。
実際、何回かアクトを選ぶかクラトを選ぶかみたいな選択肢出てきましたけど、この流れでアクトを選ばないとかだったらアキひどすぎる。笑
これがクラトもアキを…とかならまだ分かるんですが、クラトは明らかにカヤナだしなぁ。
しかもクガミ陛下みたいに、ただカヤナカヤナ言ってるだけならまだいいけど、今回明らかにカヤナに告って振られてましたよね、クラト。
最後の最後まで他の人を好きで、尚且つ告白までしちゃった相手を選ぶ…うん、やっぱないわ。
だからなのか、ヤスナを出るって会話になってアクトの傍にいるかクラトと戻るか聞かれた時も、私の中ではアクトの傍にいるか、おじいちゃんの所に戻るかに変換されてました。
いやだって「クラトと戻る」より「おじいちゃんの所に戻る」の方が的確だと思うんだ。アキの気持ち的にも。

アクトとクラトの因縁に関しては…結局、どう言う状況だったのかいまいちよく分からんのですが。
火事になってアクトだけ残された、はいいとして、一体どうしてクラトと手を繋いだけどアクトの生存を諦めた親に放されたって展開になるんだろう。
火事の中、アクトを助けようと手を伸ばして、だけど放れてしまった、そして自分だけ助かってしまったってことだとしても、その状況でクラトだけ助かるかなぁとも思うし。
第一、通りがかりの人が気付くくらいなら、必死に探せば見つかったんじゃないだろうか。
てことは、親が諦めるの早すぎたってことかな。
もう死んだと諦めたからって、死体も探してないようだったし(直面すると辛いからだろうけど、普通は探すと思うんですよね)
それから考えたら、アクトが一番憎むべきは親だったような気がしないでもない。
まあ繋いでた手を放された=見放したってことで、クラトを一番憎んでたんだろうけど。
でも、自分がどんな思いでいたかも…ってあったけど、あれも諸悪の根源はサナトだと思うんだ。
命の恩人ではあったろうけど、ヤスナに連れてくるだけ連れて来て放置→数年後生きてれば軍に入れるつもりだったって、どう考えてもアクトの辛い経験の半分ぐらいはサナトの所為だと…。
いくらクラトが憎いとしても、裏切られたと思って悲しくても、全部が全部クラトのせいにするのはさすがにどうなんだろう。
それに今までの自分を否定したくないからクラトを殺さなくちゃいけないってずっと言ってたけど、実際それを成し遂げたら、きっとアクトの胸はぽっかり穴があくと思う。
というか、憎い殺したいって言ってたわりには、恋愛話とかもしてたし。
…普通、本当に憎くて殺したくてしょうがない相手とはあんな風に喋れないんじゃないかな。
これはアクト以外にも言えることだけど、殺す殺す言ってるわりにはみんなそこまで本気じゃなく感じるんだよなぁ。
勿論、あんまり殺伐としすぎても困るけど、誰か一人ぐらいはそれこそ最後の最後まで仲良く話したりせず何度も殺そうと仕掛けてくる人がいても良かったんじゃなかろうか。
てっきり、アクトがそれに近いと思ってたんだけどそうじゃなかったし。
恋愛話とかせずクラトが憎いから一緒にいたくない、例えアキの頼みであっても顔も見たくない(殺す時は別として)…で、最後の最後に復讐の虚しさに気付くとかそういう展開を勝手に想像してましたよ。
なのになぁ…アキが死んだ後も、何だかんだ普通に話してたし。
和解するのはいいことだけど、気持ちの整理がつくの早すぎじゃない?

何と言うか、白の予告とか中盤のあの叫びとかで期待しすぎたせいか、ちょっと後半部分は色々と残念に思いました。
カヤナにイミナを教えるのを嫌だって言ってたのに、何故かすんなり教えたところも一体何があったんだと茫然としたし、そもそもアクトとクラトのイミナを聞いて何でカヤナの羽が戻るのかの説明もなかったし。
挙句の果てに、アキがアクトとクラトの対決の間に割って入ってアクトに斬られるとか…別にそういうシチュエーションは嫌いじゃないですが、何故かこの時のアキの言動は引っかかって、感動も何もなかったです。
寧ろ、アキの中の自分の記憶を消すことになっても、アキに生きて幸せになってほしいと願うカヤナに感動しました。
お前が私のことを忘れても、私がずっとお前を覚えているとか、もう何だその素敵発言。
カヤナ、かっこよすぎる。
…ただ、これアクトとは最終的に結婚したしハッピーエンドなんだけど、カヤナのこと忘れてるし、「何か」を忘れてることは分かるしで、何だか物悲しい感じですね。
後日談のミトシたちの会話で、ウキツとシンがいなくなってることも分かりますし。
シンは未来に戻ったんだろうけど、ウキツは…。
陛下の死亡率高いと思ってましたが、それと同じ位ウキツとサナトも死んでそうですねorz
みんなが生き残る大団円ENDはないんだろうか。


とまあ何だかんだ色々言ってますが、アクト自体は好きです。
だから、親にも双子の兄にも見捨てられたと思ってもう人に深く関わらないと決めた彼が、ようやく見つけた唯一の存在であるアキと幸せになってほしいと思ってますし、アキを幸せにしてほしいとも思ってます。
カヤナの記憶を失くして且つ何かを忘れてるけどそれが何か分からないという、不安定なアキを支えるのは色々大変でしょうが、ここが男の踏ん張りどころだと頑張ってほしいですね。


てわけで、とりあえず、これでメインキャラは終了!
ということで、次はイズサミルートにいってきます。


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