宮ノ杜正

何と、華ヤカのファンディスクが発売されるそうで。
楽しみですね！
まあその前に、本編をさくっと進めていかないかんのですが。

とりあえず、３人目は長男の正でした。
博の時といい正の時といい、正月イベントが面白すぎる。
あれ見ると、兄弟仲良いように見えるんですが、ホントに今まで疎遠だったの？
他にもどたばたと仲良さそうなイベントがちらほらあるし。
絶対仲良いだろお前らって思うんですが。

そういえば、公式サイトの人気投票で上位三人は正・勇・雅だったみたいなんですが、それ以外ってどうだったんだろう。
人気投票もう見れないのかな。気になる。
でも、正が上位三人の一人なのは納得。
何というか、ああいう展開って結構好きな人多いと思うんですよね。
勿論、私も好きです。


※以下はネタバレありの感想。

長男だから当然でしょうが、当主になることを絶対として生きてきた、そんな人。
小さいころからずっと、母親に当主にするために生んだと言われ続けたら、そりゃあそれしか見えないわなぁ。
でも、だからこそ「当主になること」が目標で、当主になって何をするのかと言われれば考えてなかったという…何てこったい。
だけど、当主になってそれを探せばいいと、何があってもずっと仕え続けると言った主人公に段々と心を開いて行く正。
２人とも鈍いから本当に最後まで自分たちの気持ちに気付いてなかったけど。しかも気付いた後も、色々とごたごただったけど。
とりあえずあれだ。正はこれから遅まきの青春を謳歌したらいいと思いますホントに。


○４月～１０月
→最初はホント、ぶん殴りたくなる位酷い扱いでしたが、だからこそ仲良くなってからの差がすごい。
そんな正ルートの最初の７か月。
といっても９月まで共通ルートなので、違う点といえば舞踏会と七夕と海、それから藪入りと舞踏会くらいですが。…ホントに舞踏会多いな。
海はずっと、お前が来いって言ったのに何もねぇのかよ！だったので、正ルートでようやくすっきりした感じ。
まあそれでも、結局何のために行ったんだよな感じでしたが、楽しかったのなら何より。
ていうか、わざわざ日傘取りに行ってくれるとか、４月から考えたらあり得ない行動ですね。
藪入りの時は、逃げる主人公を追って疲れる正が面白かったです。私をこれ以上走らせるなって…そうだよね、普段デスクワークだもんね。後、年も…だしとか思いました。うん、笑った。
２回目の舞踏会は正よりも、寧ろおとんに驚いた。
何このルートのおとん。何か今までで１番主人公に甘いんですが。
自分が楽しむためとか言って衣装にアクセにメイクまでって…孫に甘いじいちゃんかよ。
ただ、２人で買い物してるところを見た紀夫が言ってた「親子みたい」はちょっと疑問というか、私にはあれが金持ちと愛人に見えたんですが…え、あれ、違うの？だって、親子には見えないよ。
せめて、孫とじいちゃんかな。でもやっぱ、愛人に見えるけど。

○１１月～３月
→個別ルートでは、サナ枝様が酷いことに。
厳しい人だなとは思ってたけど、厳しすぎるというか、実の息子に「もうあなたは私の息子ではありません」っていきなり言った時はどうしようかと思った。
当主になれなければ息子じゃないのかよ。ていうか、まだ日数あんのに諦めんの早すぎだろ。
あと、おとんが憎まれてるって言ってたけど、サナ枝様は何でおとんのことあそこまで嫌ってんだろう。
恋しちゃってる進母は別として、同じように政略結婚だった博母やそれ以外の人たちは、普通なのに。
格下だと思ってる家に嫁いだのがそれ程嫌だったってことだとしても、それでおとん憎むのは何か違う気がするんだけど。よく分からないなぁ。
そんなサナ枝様のところに２月に手伝いに行った主人公。おとんたちは情報を探らせるために行かせたらしいですが、向こうにもバレバレなので軟禁状態に。
それを助けるために、勇を使って陸軍を動かす正は凄すぎると思います。
喜助が捕まってたからまだ良かったけど、喜助いなかったらちょっと顰蹙もんだよなぁあれ。
まあ無事帰って来れた主人公と正の再会シーンは良かったですが。…でも、どう考えてもあの再会シーンは主人と使用人のそれじゃないのに、それでもまだ無自覚の２人はもう一体何なの。
漸く気付いた時には、何かおとんから縁談するよう言われるし。しかもそれ受けたら当主にするとか言われて悩んだ挙句受けちゃうし。
主人公のことを好きだってことも、自分にとってかけがえのない存在だってことも気付いてるけど、それでも当主になるためにそれを手放すことを決意するって…何なんだよもう。
あと、その途中、家が潰れて狂っちゃったサナ枝様が何気に怖い。ていうか何故に包丁持ってたんだよ。
そして何故、主人公を刺す。いや、闘う決意はしていたけれどそれは精神的な面でというか、正直こんなシーンがあるとは予想外ですマジで。

結局、２人は最後の最後、エンディングまでお別れっぽい流れでした。
…博ルートといい、何なんだろう、この悲恋エンドっぽい流れ。
でも、坊っちゃん、しかも後継ぎ候補ナンバー１の人と使用人だったらこの流れはしょうがないというか、当然かなと思いました。
兄弟たちの協力によって、やっぱり離れられないってなるのも。うん、お約束。笑
ただ、よくバレなかったと思うぐらいのぐだぐだ演技でしたね。博は、まあ怪しいところはあったにしろうまかったけど、初っ端の進からして何か…酷かった。
あと、縁談承諾したから当主は正ねって聞かされた時に、何故自分には縁談を持ってこなかったかと尋ねた勇へのおとんの返答、だって、お前だと楽しめないもん、の会話の流れに笑った。
その時の勇の反応も。
でもそうだよね、勇だったら、あっさりと受けそうだもんね。
…それにしても文字にして書くと、省略したり語尾変えたりはあれど、何かほのぼの家族に見えるから不思議！

そういえば今回、あの人は空気でしたね。協力者がサナ枝様だったから、そっちの方が出張ってた印象。

あと、最後になりましたが、正は前髪おろした方が個人的にはいいと思います。
眼鏡も、いつもかけてる教育ママっぽいのじゃなく、後日談でかけてた黒ぶちのが好きかな。


お次は三男、茂です。