4人目は、色々とぶっとんだ壱人でした。
これは隠しキャラ、なんですかね?
でもギャラリーに普通に出てたし、どうなんだろう。
それはともかく…ぶっとんだ人を相手にするにはこっちもぶっとばなきゃいけないのか何なのか。
主人公が凄いことになってました。
何と言うか、ぱねぇ感じ。
こんなにも堕ちてるイメージの主人公は、あのゲーム以来です。
エンディングもあのゲームを思い出したし、やっぱりイカれたキャラとの末路は同じようなものなんだろうか。
まあ、あっちがイカれてるとなればこっちもイカれるかもしくは、そういうイカれた相手に捕まるパターンぐらいしかないか。
イカれた相手がそうそう更生してくれるとも思えんしなぁ。
※以下はネタバレありの感想。
雑感
→隠しキャラ?だからか、メインキャラに比べると展開がはやい。はやすぎる。
主人公の方はまあ分からないでもないんですよ。
自分の中に流れる血のことをすぐに分かってくれて、しかも憐れんでもくれた。
それまでその血のことを厭うていたからこそ、また自分も同じように、いつか「人間」にやられるかもしれないと思っていたからこそ、はっきりとそれを口にしてくれた壱人は、例え敵であったとしても特別だと。
でも壱人の方がよく分からなかった。
話すのが楽しいとは言ってたし、主人公に興味もあっただろうけど、まさかエンディングで「お前にいかれてる」とまで言うとは。一体何があったんだ。
まあ本編とエンディングの間には結構あいだがあったみたいだから次第にってことなんだろうけど、そこのところもうちょっとなんか欲しかったな。
それとも、バッドの方で匂わせてた主人公の正体(?)が関係してるんだろうか。
そういえば、壱人とその片割れのふたばの両親って、イザナギとイザナミなんですかね。
何かどっかでそれっぽい描写があったような…。
けど、壱人は200年間云々いってるし、それだと時代合わないか。…何でそう思ったんだっけかな。
ただ、神を屠って壱人は永遠に消えない魂だけの存在に、ふたばは朽ちることのない体になったみたいだけど、それって壱人の方が圧倒的に重い罰じゃなかろうか。
だって、ふたばは体は残ってたとしても魂は消えて、もしかしたら転生だってしてるかもしれないのに、壱人はずっと消えることすら許されないし。
それとも、ふたばは冥府で同じような枷をつけられてるんだろうか。
「欠けた月は戻らない」
→ハッピーエンド、なんだろうか。
恋は実ったけどそれ以外はちょっと…なエンド。
某ゲームの先生エンドに近いものを感じます。この主人公もちょっと病んでる感じするし。
壱人の発言からして、愁一郎はまだ近くにいるっぽいけど祇王はどうなんだろう。
さすがに呆れてどっかいったのかな。
でも間違いなく高虎は主人公を嫌ってそう。何たって、壱人を使役鬼にしちゃってるんだもんなぁ。
「永夜Ⅰ」
→バッドエンド1。
あっけなく壱人に殺されるエンド。
本当にあっけなさすぎてビックリ。
「永夜Ⅱ」
→バッドエンド2。
壱人に殺されるかと思いきや、身体を抉られた後、監禁というとんでもない展開になったエンド。
これまた、某ゲームの変態エンドを思い出しました。
気になったのは、壱人の言った「やっぱり」と「ふたば」という言葉。
主人公の身体がふたばのものってことなんだろうか?
とすると、ふたばの身体はどこかに捨て置かれてはおらず、今も普通に生活していてその魂が消える度にまた新しい魂が宿るってこと?
けど、ふたばの身体の今の持ち主だろう主人公を傍に置くってことは、壱人はふたばの身体を探してたんだろうか。
てっきり魂を探してたと思ってたんだけど。
それとも、200年も探し続けてきたことに憂いて身体だけでもってことかな。
何にせよ、凄いエンドだ。
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