2人目はメインの相手役だろう、八重垣さんちの薙羽哉さんでした。
それにしても、郷長にしては若いなと思ってましたがまさか18歳だとは…。
ずっと家にいるっぽいから高校は卒業してると思ってたよ。
まあ高校やめたらしいので、ずっと家にいるのも当然なんですが。
前世に関係があった人ということで、前のルートではちらっとしか出てこなかった前世のことも今回はかなり出てきました。
けど、てっきり結ばれなかったと思ってた前世の2人は、一応くっついてはいたんですね。
とはいっても、それもすぐ壊されてましたが。
※以下はネタバレありの感想。
雑感
→初めて会った時から懐かしい感じがあった、けどいつの間にか懐かしい気持ちより好きだと思う気持ちの方が強くなってたみたいなことを言ってたと思うんだけど、もし前世云々がなかったらどうだったんだろうか。それでも好きになってたんだろうか。
これはもう前世がテーマだとどうしても考えてしまう問題というか、実際のところ既視感が全くない状態で普通に出会ってたら恋愛感情を抱いてたのか、非常に気になります。
今回の場合特に、2人だけの記憶の共有というか、出会ってからずっと前世の夢を見せられて嫌でもお互いを意識せざるを得ないわけですし。
勿論、「今生」の相手に惹かれてもいるんだろうけど、それでもほんの少しは前世関係に引き摺られてるような、そんな印象。
まあルートの半分ぐらいは前世の記憶とかだったし、それもしょうがないかなと。
2人の前世、ナオと朔に関しては、どうしようもないことなんだろうけどやるせない。
というか、禍つ神に操られてるとかそういうのって気配で分からないものなんだろうか。
妖の気配とかが分かるなら、そこらへんも分かりそうなものなんだけど。
普通の人間だったらともかく、退魔師なんだし。
でも2人以上にやるせないというか切ないのは安綱だなぁ。
守ると誓った姫を守れず、せめて最後の約束だけはとずっと姫の子孫を見守り続けるとか、切なすぎる。
ところで、安綱はいつから主人公の前世がナオだと分かってたんだろうか。
最初からだとしたら、やっぱ気配とかそういうので分かるものなのかな。
主人公も安綱に対して懐かしさを覚えたって言ってたし。
それなら、主人公を名前で呼ばずお嬢様と最初から言ってたのも頷ける。
「ユメノツヅキ」
→ハッピーエンド。
夏休みが終わって郷を出た主人公を追っかけてくる薙羽哉。
しかも、高校卒業した後は郷に連れて行かれるらしく…何というかその時の安綱さん、冷静を装いつつ心の中は大歓喜だろうなぁと。
薙羽哉が、阿呆らしくて嫉妬するのもやめる程、主人公を甘やかしそう。
もっといえば、2人の子どもが生まれて、その子が女の子だったらめちゃくちゃ可愛がりそうだ(男の子だったらスパルタ教育)
「ユメノオワリ」
→バッドエンド。
前世の2人とほぼ同じ末路を辿る主人公たち。
胸に穴が空くとか想像するとグロテスクな最期ですが、よく考えたら朔はめった刺しだったし、それ考えるとこの場合前世も今生も凄絶な最期ですね。
あと、これだと安綱は更に後悔して生きていくことになりそうというか、この後狂ってしまうんじゃないかとちょっと不安。
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