ルチアーノ

デス・コネクション、二人目はルチアーノでした。
二回目プレイでも、初回プレイでは出てこなかった裏側(ダレンとジャンの会話とかルチアーノ達がヴィシャス達に会うまでの話とか)が見れたりして、スキップ使っても結構時間かかりました。
あと、メディシスが二回目から攻略できるようになってたので、メディシス関連のイベントもちらほら。
でも何で、メディシスだけ二回目から攻略可なんだろう。
ルート制限するようなキャラとは今のところ思えないんですが。


…ルチアーノは、CG１枚中々取れず、それにちょっと手こずりましたね。
まさか差分の一枚のためにあそこまで時間かかるとは。
個別ルートからしかセーブとってなかったってのもありますが。
２人ルートからのセーブも残しとけば良かったです。


※以下はネタバレありの感想です。

たらしって設定にしては、あんまそれっぽくなかったような。
それよりも自分含め人間嫌い、でも「光」には憧れる(と同時に憎くなる)って印象の方が強かったかと。


○共通ルート(追加分)
→契約の石は一個しかないのに、主人公はどうやってヴィシャスたちをコールできたのか。それはおとんの魂使って新しく石使ったから、らしいですよ。
ありがちといえばありがちな設定だけど、地獄に縛られて尚魂まで消えるのか。
おとん、切ないな。
縛られるといえば、ヴィシャスたち死神の「本体」はコールされても地獄に残ったままみたいですね。
地上に出たのはあくまで魂の「虚像」に過ぎないんだとか。
…虚像なのに、お腹は減ったり眠くなるっていうのがちょっと疑問ですが。

○２人ルート
→ルチアーノはやっぱりヴィシャスと共通でしたね。
嘘をつきすぎて「本当の自分」が分からなくなっていたルチアーノにとって、自分とは正反対のヴィシャスは「光」だったと。でも、「光」があるから「影」がある(光があるからこそ影ができてしまう)だから、一緒にはいられない。…そう言っているのを聞いたとき、それって主人公ともダメってことじゃんと思いましたよ。
だって、主人公も、光側の人間だし。
それ言われたら、もうどうしようもなくないか。てかどうすんだよと心配になりました。

そういやこのルート。ヨシュア＋レオナルドルートと違って、この段階ではルチアーノ以外の死神も消えなかったですね。
これ見ると、やっぱあれは唐突すぎたな…。

○個別ルート(兼ルチアーノについての感想)
→ジャンの活躍っぷりが凄まじい。
ルチアーノも、グィードの命令振り切ったり色々と頑張ってくれたんですが、いかんせんジャンの印象が強すぎて…。
グィードは最後壊れて更なる小者っぷりを見せつけてたし、私がボスになっちゃおうかしらなクラウディアも何か印象残るし。
最後の最後までルチアーノの「狩る力」が分からなかったからか、ルチアーノが戦ってる印象あんまりないなー。
その「狩る力」にしたって、goodendでしか出ないですしね。

ルチアーノに関しては、上にもちょこっと書いてますがたらしというより病んだ人間って印象の方が強いです。
病んだというかまあ壊れたというか。
最後まで「嫌いだよ」って言われ続けたのはビックリしましたね。
そんなわけないってことは分かりますが。
…この人はホント色々と分かりにくくて、めんどくさいなぁ。
本人もそういうようなこと言ってたと思いますが。
うん、めんどくさい人間だと思う。マジで。
そもそも、孤独が嫌とか言うわりには、自分に近寄る人間は嫌いとかいうし。近くなったと思ったら、離れる(裏切る)し。訳分からん。
でも、クリスマスプレゼントに「自由を」っていうのは良かったです。
それこそ主人公が最も欲してたものだろうし。指輪も既にあげてましたしね(笑
まああの状態で自由をとか言われてもちょっと困るけど、発想は良かったと思います。
タイミングは…ちょっと悪かったけど。
何たって、ルチアーノ除いた死神＋ヨシュアが死んだ状況だからなぁ。そのルチアーノもあと数時間程の命だったし。

この後、badだとルチアーノが主人公を教会に送り出して、そのまま消えます。最後の挨拶もなし。
戻ってきたらいなくて、ジャンに消えたことを教えられ、「そんなの嫌よ」で終了。
goodだとルチアーノが自分は「未来を狩る力」があることを思い出して消える前にその力を使う→主人公に最後の挨拶(愛してるの言葉)。で、数年後の主人公のもとに、幽霊(?)のルチアーノが現れるって話でした。
もちろんルチアーノの姿は見えないけど、感覚がしたとか。主人公、すごいな。
個人的にこのスチルは好きです。

○その後の２人
→みんなの墓参りに行ったときに、ルチアーノの墓に話しかけ、手紙を置いていく主人公。
と、地獄でそれを受け取るルチアーノ。
主人公がルチアーノを忘れられないと言っていることや、ルチアーノができればこれからも思い続けてほしいとしていることから、多分、主人公はこの先も一人なんだろうなぁ。
まあ、あんなインパクトある出来事忘れられないのは当然ですが。
…どうでもいいことですけど、地獄が意外に居心地よさそうなことにびっくりしました。
ヴィシャス普通に「ルチー」って呼んでるし、みんな待ってるとか言ってるし。
そういえば、ルチアーノが地上に行くのを許したのって誰なんですかね？
ジャン？でも、あのジャンがそんなことするかなぁ。
それとも、死神の力を思い出したご褒美とかなんだろうか。

○アイテムコンプのシナリオ
→ルチアーノだけじゃなく、死神みんなに好かれてる主人公。
あー、でもあれは好かれてるというか何というか。
とりあえず、死神たち、馬鹿すぎる(笑
メディシスが予想以上に食いついてきたことに、驚きました。


あんまgoodっぽくないですが、こういうエンディングは好きです。
少なくとも、最後の最後に転生よりはいい。
残念なのは、ヨシュアが死んだのにそれに対する描写があんまりなかったことかな。
一応「兄」なんだから、もうちょっと思い返す描写とかあっても良かったかと。
ていうか、ヨシュアが死ぬとは思わなかったからビックリしました。
死神が消えることは分かってたけど、ヨシュアは残ると思ってたのに。
寧ろ、途中までは、エンディングで主人公・ルチアーノ・ヨシュアは生きてるだろうと思ってたのに。
主人公一人だけとか…今考えるとすごいな。


次は、ルチアーノルート最期の言葉できゅんときたヴィシャスにいきます！