隠し

華ヤカ、取りは隠しキャラのあの人をやりました。
…が。何と言うか、結局何がしたかったの？みたいな感じというか。
相手の職業の割には、ちょっと色々と上手くいきすぎな気もするし。
そこらへんはまあ権力とか使ったにしろ、なんかこうもやもやが残る。
あと、おとんが他ルート、特に三男のと比べて丸過ぎなんですけど。
何で三男だけあんな扱い受けてたんだろう。
おとん、三男に恨みでもあんのか。

それと、四男ルートで、隠しが四男を一番憎むのは～みたいなこと、おとんが言ってましたがあれは結局どうしてだったんだろうか。
そこらへん出て来てなかったですよね。
ていうか、これが長男とか三男ならまだ納得できるんだけど、何で四男？
…見落としでもあったのかな。


※以下はネタバレありの感想。

実は、おとんの隠し子だった御杜守あらため宮ノ杜守。
年齢からいって、もし宮ノ杜の籍に入ってたらこの人が四男。
まあ、名前的に隠し子フラグばりばりだったんでそこまで驚きゃしませんが、それにしてもおとん凄いな。
子どもが７人で更にそれ全部男とか。
ていうか、奥さんとっかえひっかえしてたのに愛人までいたとは恐れ入る。
どんだけ精力有り余ってんだ、おとん。
と、そんな感じで、守の正体云々よりおとんの凄さが印象深かったルートでした。
いや守関連で色々イベント起きてるんですがね。ほとんど殺伐とした空気流れてたんですがね。
でも、やっぱり、おとんが何かちょいちょい出て来て気になると言うか。
それを言うなら他ルートも同じなんだけど、守母とも恋愛関係あったとか、なんか吃驚ニュースが多かったので。


守ルートは、今までと違って仕事部分が省略されるため、イベントを追うだけのルートになってます。
なもんで、あんま仕事してる感がないというか、寧ろサボりすぎじゃね？な印象が強かった。
見えないところではちゃんとやってるんだろうけど、何か終始街に行ったりどっか行ったり考え事したりだったから、そのイメージが消えない。
あと、会ったばかりのろくに知らない男にほいほい色んなこと喋るのはどうなの…。
これが守だったからまだ良かったものの(とはいえ、守にも利用されてるんですが)悪意ある人だったらどうするつもりなんだろう。
誰か、仕事以外にも色々なことを主人公に教えてあげた方がいいと思う。たえちゃんとか。
守もいくら宮ノ杜のこと知るためとはいえ、そんな詐欺みたいな真似やるなよと。
しかも新人って…どうせ利用するならもうちょっとベテラン狙った方がいいんじゃないかな。
新人とか、明らかにろくな情報もらえないだろ。
そんな感じで色々とつっこみどころ満載の２人ですが、会う度にどんどん仲は深まります。
利用してるだけとか言っときながら、夏には婚約者の振りしてくれたり。
ただ守に暗殺者がついてきて、それを始末したもんだから田舎はえらい騒ぎになってましたが。
ちょ、治安乱すなよお前ら。田舎で殺人とか大問題すぎる。
…結局、あの事件はどう処理されたんだろうなぁ。
まあでも、何だかんだ良い感じになった頃に、守が利用していたとばらして２人は終わり。
と思いきや、それでも気になるからとその後もちょくちょく会うことに。
いや、守の方はまだ分からないでもないんだけど、主人公は何でなんだろう。
ほっとけないって言ってましたが、相手は自分を騙してた相手で、且つ自分が仕える家の息子に怪我させた人物なのに。いや寧ろ暗殺者なのに。
これがまだ最初っから素のままの守に会ってほっとけない、ならいいんだけど、猫被ってた状態で言い寄られて何か気になってるかもしれない、な状態の時に正体やら何やら知ることになってそれでほっとけないって…どうなのそれ。
そりゃあそこそこ仲良くしていた相手が変貌して混乱してるところに色々言われりゃあその相手のこと気になるし、宮ノ杜に恨みもってるなんて過去になにかあった的なこと告げられれば何があったか知りたいと思うだろうけど。復讐を何とかして止めたい、と思うかなぁ。
好きならそう思うだろうけど、一体いつの間に素の守に惚れたのか不思議でならない。
演技してた時もちらちら本性出てたとはいえ…本当にいつ惚れたんだろう。
それに、いくら止めたいと思っても、仕事放って会いに行くってそれはないだろ。
あと、あの時代で、一人暮らしの男の家に年頃の女の子が住むとかないわー。
行くところがなかったにしろ、常識持ってたら普通そんなことしないと思う。
ていうか、守と繋がりがあるからって理由で解雇されずにすんだけど、何も知らない人から見たらある意味優遇されてると見られてもおかしくないわけで。よく苛められなかったよなぁ、と思わずにはいられない。
他のルートでは悪口とか言われたのに。本当に不思議でならない。
全ルートの中でこの主人公が一番仕事やってないし、理不尽な位いい扱いされてるのになぁ。それとも陰でこっそり言われてたんだろうか。
でもそれもしょうがないというか、正直このルートの主人公はあんま好きじゃないんですよね。
だからか何なのか、たえちゃんが可愛くて可愛くて。
あの主人公も放っとかずに面倒みてくれるたえちゃん優しすぎる…ホント、あの子はいい女だ。
そういえば、四男ルート以外で初めて、たえちゃんと三治がくっつきそうな展開になってましたね。
一体どういう経緯で仲良くなったんだろう。
でも、三治とたえちゃんのカップルはお似合いだと思います。三治、ちょっと悪の道染まってたけど。

守と主人公の恋愛については、まあ所々展開についていけないところがあったけど、終わりよければ全てよしなんじゃないかと。
斬られた時はマジで何だこいつと思ったけど。
本気では斬ってないって言い訳してたけど、アホか。そもそも斬るなよ。
おとんに復讐したいならおとんだけ狙ってほしい。警備の人間が邪魔だから斬るっていうのは暗殺者的には間違っていないと思うけど、だからってメイド斬るなと。
とはいえ、邪魔したのは主人公なので自業自得っちゃそうなんですけど。

おとんはおとんで、今まで放っておいた＆母親を守らなかったからって理由で何故か守には優しいと言うか甘いというか、お前誰だよな感じになってるし。
後日談でおとんと酒飲んだって守が言った時には吃驚しすぎて固まりましたよ。
仮にもずっと命狙ってた相手なのに、数年で何でそんな朗らかな仲になってんだ…。
それから上にも書いたけど、おとん、三男ルートと比べて別人すぎる。
ホントに、何で三男にはあんなだったの？
三男は家出ておとんとも多分絶縁状態になったのに、一方、守はといえば最終的には認知されおとんとも酒飲む仲になるとか。
…三男にだけ酷過ぎるよ、おとん。
まああんな家出た方が精神上いいと思うから、三男のことを考えればそっちのが良かったかもしれないけど、それにしたって何だこの差。



何だか結構きつい感想になってしまいましたが、守が兄弟の写真持ってたとことか、その写真の兄弟の可愛さとかは良かったと思います。
何だかんだと飾ってたってことは、心の奥ではあの中に入りたかったってことでしょうし。
色々と問題はあるだろうけど、これから兄弟の輪の中に加わってぎこちないながらも慣れて行けばいいんじゃないかな。


とりあえずバッドやら何やら見てないのもありますけど、これにて華ヤカ感想は終わりです。
あ、でも、ファンブックとかゲーム上のアイテムの感想とかは後日書くかもしれませんが。