パーチェ

3人目は幼馴染トリオ最後の一人、パーチェをクリアー。
今回は他の2人と比べるとそこまで重くならないかなと思ってたら、そんなことは全くなかった…。
今まで「みんなが幸せなら～」とか「みんなを傷つけるジョーリィを許せない」云々言ってたパーチェは、一種の癒し要因だったんですが、その発言の裏にはとんだ爆弾が隠れてたんですねorz
ていうか、パーチェが何を思ってそういうことを言っていたのか考えると切ない。
序盤の碌に考えもせずツケで食べまくって後ですっからかんになって泣き叫ぶ阿呆可愛いパーチェはどこいったと何度思ったか。
そうだよね。食べすぎだっていいよね。
めちゃくちゃ食べまくってたキャラが段々食欲落ちていくのを見るよりは数倍いいよ！
まあ、その食欲も幸福を満たすためというか、不幸であることの代替みたいなものだったらしいんですが。
…ほんっと、ジョーリィろくなことしねーわ。


※以下はネタバレありの感想。

デビトの「金貨」・ルカ(というかお嬢の)「剣」と続き、パーチェの「棍棒」も良いキャラしてましたね。
このゲームはサブも良い味出してるキャラが多くていいですよね。そういうの大好きです。
この調子だと他のセリエのサブキャラも良い感じっぽいのでそれも楽しみ。
ただここまで良いサブキャラ揃ってると、各セリエとの仲良しENDも見たかったかな。
せめて「剣」の幹部との仲良しENDはあってもおかしくないと思うんですが！
そういうのないだろうか。
それにしても、パーチェが食べまくるのはまあいいとして、何で「棍棒」の人たちも食べまくるんだろう。
「金貨」同様、自分たちのトップに感化されまくりじゃないですかね…それとも、そういう人たちしか集まらないのか。
だけど、あんなに食べまくってるのに、ふっくらキャラは一人しかいないとか何それひどい。
可愛かったり男前だったり、殆どが食べまくってるとは思えない外見ばかりで、全国の乙女に喧嘩売っとんのかお前ら状態です。
食べ終わった後のパーチェはすごい腹が膨れてましたけどね。笑

んで話を進めて、パーチェが実は領主の息子だったり、しかも第二夫人の子どもなのに長子だったりで色々複雑な問題抱えてるのねと思ったのも束の間。
なんと今度は、パーチェが３０位までしか生きられないことが判明。
って、えええええー。待て待て待ってー。
だって、パーチェ、ジョーリィに自分にしたちょっとしたことみたいなこと言ってたじゃない。
デビトやルカ程は酷いことされてない的なニュアンスだったじゃない。
なのに、アルカナ能力のせいで、３０まで生きられないとか何ぞそれ。
明らかに他2人と並ぶくらい酷いことされてますがな。
それは絶対にちょっとしたこととは言わないよ…。
しかも、本人がそれに納得というか、もう諦めてるとこがやるせないし、デビトやルカに告げることなく死ぬのを待ってるつもりだったってのも切ない。
ていうか、全部知っててそれでも高みの見物とばかりに楽しんでいるジョーリィは一体何なんだ。
回想で出てきたちっさいジョーリィはまだマトモっぽかったのになぁ。いつからあんな風になっちゃったんだろうか。

まあ何とかお嬢のアルカナ能力のおかげで、どうやらパーチェの寿命は延びたというか、元に戻った感じですが、これパーチェルート以外だとどうなってるか考えると怖いな。
あと、パーパの時と違ってはっきりとお嬢のアルカナ能力のおかげって分からないから、ホントに大丈夫か不安でもある。
ED3ではいつ死んでも大丈夫なように子どもと孫を早く作ろうみたいなこと言ってたし。
さすがにそれは気が早すぎですが。
それにしても、ラ・ザーニア夫人は笑った。
よく覚えてたな＆残してたな、ルカ…。つか、昔のものを探して引っ張ってくる程結婚させたくなかったのか。
今回はパーパも認めてるのに。さすが小姑。
あと、ED3程ではないけど、ED2もどたばたしてて好きですね。
2人だけでラブラブなED1も良いけど、みんなと和気藹々してる方が個人的には好きかな。

ただ気になったのが、結局パーチェの弟は何がしたかったん？ってことと、お父さん調子良すぎじゃね？ってことです。
弟が人使って襲わせた理由もよく分からなかったし、終盤何故か怒られたし。
そもそも跡を継げとか言ってくるけど、それさせなくしたのお前の親父と母親だろ。
せめて月一は父親に顔みせにこいとかも言ってるけど、いくら第一夫人の顔立てるためとはいえ、第二夫人を助けることもせず葬式にも出なかった最低男に何でそんなことする義理があるのかと。
父親の希望か、弟が言ってるだけかは知りませんがね。
でももしそれが父親の希望なら、厚顔無恥も甚だしい。
…正直、お墓の前で弟が出てくる場面はいらなかったと思うなぁ。


次はメインキャラっぽいリベルタかノヴァのどちらかにいきます。
さて、どっちにしよう。